榛名山あたり [旅関係]
これが4月半ばに泊まった伊香保温泉のお宿。
いろいろ修復中。
翌日は榛名山頂から榛名神社を詣で、やはりネットで「見ごろでっせ」となっていた妙義山の「さくらの里」を回ろうと思っていた。
伊香保からぐいっと上がって気持ちの良い高原の一直線の道路を突っ切ると榛名湖なわけだが、ものすごい強風で榛名山頂へのロープウェイは運行中止。
榛名湖のあたりは桜どころか枯れ葉が舞っていた。
写真を繋げたので悲しいことに。
クリックすると榛名富士がちゃんと収まった横長のパノラマがみられます。
波がザブザブ打ち寄せる榛名湖を後に、南に下ると榛名神社がある。
鳥居と随神門だけ見ると普通の神社っぽい。
由緒あるお宮です。
門の横に立っている毘沙門天。
境内には七福神がいらっしゃる。
修復中の三重塔と鳥居。
神社の塔?と思ったが、神仏習合の名残で群馬県で唯一の塔だとか。
その近くにはこのような塚が。
東京ブラシ講!
ハケやブラシの供養のためなのね。
更に進むと神橋がかかり、スリリングな岩が見える。
神橋の手前には落石防護の屋根があるので、多いのでしょうね。
橋の上から山を見上げると
こんなですよ。
巨大な岩に屋根の形の切り込みと、戸でふさいだ洞窟らしきものもある。
榛名神社にお詣りするのは初めてだったのだが、本殿にたどり着く前から、いままでお詣りした神社の中で5本の指に入るぐらい好きかも…と思い始めている。
御水屋と瓶子(みすず)滝。
右の切れてしまっている木は樹齢千年といわれる矢立杉。
武田信玄が戦勝祈願に矢を立てたと伝えられている。
御水屋からちょっと上がると神幸殿。
更に上がると双龍門が見える。
いいでしょう?すごいでしょう?
美しい門です。
更に上ると神楽殿、その横に天狗様がいらっしゃる。
これが本殿。
左後ろに見える岩は御姿岩といって、そこに掘った洞窟にご神体をお祀りしてあるのだとか。
本殿の隣にある額殿。
奥の天狗の面が睨みをきかせている。
年委の入った鋸は大正9年に栃木県と長野県の講の方たちが奉納したようだ。
帰り道、参道の横をふと見ると秋葉神社の鳥居がある。
秋葉神社も火伏せの神様だよね。
榛名神社は火の神様、土の神様を祀るので、土木、電力、電気、通信機器、陶器、焼き物の関係者の守護神でもあるらしい。
ハケとブラシ関係者も。
やたら写真をあげてしまったが、それぐらい愛してしまったということで。
所沢ICから渋川まで1時間ぐらいだし、近いうちにまた行くよ。
誰か遊んでくれ!な門前のわんこ。