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大神社展 [日々徒然]

4月10日に東京国立博物館の「大神社展」に行ってきた。
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写真は本館で「大神社展」が開かれているのは向かって左奥の平成館。
神社に伝わる宝。
人々の信仰が形となった宝。
おそらく、各神社のお宝自慢では過去最大なのではないかと。
とにかく見応えがあった。
中学生の頃から興味があり、仕事でも源平争乱時代を描かせていただいた漫画描きの一番のお目当ては平家納経だった。
拵えその物も豪華で美しく、清盛自筆の願文は一字一字力強く自信に満ちた筆跡で、信仰の深さとそれ以上の一族の未来に対して込めた想いが伝わって来るようでちょっとドキドキした。
できれば重盛や頼盛など、他の人が書いたパートも見たかったな。
一堂に会した日本中の神社の神像も迫力があった。
仏像とは違う造りの神様達は名前がある方が意外と少なく、男神坐像とか女神坐像とか書かれていて不思議な気がした。
有名な「海獣葡萄鏡」意外にもおもしろい鏡がたくさんあった。
前期後期で展示物が半分以上入れ替わるらしいので、後期も行こうと思っている。
後鳥羽院の両手の御手印がずばーんと押された置文と、北野天神縁起絵巻をがっつり拝見しに行きますよ。
平成館の休憩所には京都の「鶴屋吉信」が店を出していたので、あんみつをいただいた。
さすがにあんこが美味しかったわ。
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本館内部。
地下にあったミュージアムショップが1階に移っていた。
4月半ばまで「博物館でお花見を」も開かれていたのだけれど、今年の桜は例年になく早かったので開放されていた庭園もご覧の通り緑一色になっていた。
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大神社展は熟年男女が多かったのはわかるが、妙に外人さん方が多い気がした。
英語圏の人たち以外にドイツ人、フランス人の団体もいたしな。

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これは東京文化会館に併設された「カフェHIBIKI」でコラボ中のパンダコパンダまん。
普通の肉まんとあんまん。

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大神社展限定付箋。
最近の博物館のグッズは侮れない。
昔のしょぼさがウソのようだ。


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