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奈良蒸し暑い  (追記しました) [旅関係]

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片道6000円の新宿発京都行き夜行バスは座席が3列、カーテンつき、リクライニングもばっちり、なのに振動がもろに伝わってきて寝られなかったのは座席の位置が問題だったのだろうか。
特に新宿から横浜までの高速は、リズミカルにガッタン…ガッタン…ガッタン…とずっと揺れ続け。
アレは何だったんだろう。
今時の夜行バスは安いものなら3000円で関西に行ける。
因みに昔ずいぶんお世話になったドリーム号は現在、スタンダードなら東京ー京都間で閑散日なら7000円、繁忙日は8180円。
ドリーム号にプレミアムやらエコやらレディースやら青春やらあるとはびっくりだ。
参入会社も増えた高速バス、がんばってる。

京都に朝6時過ぎに着き、ご飯食べて奈良のホテルに荷物を預けて唐招提寺に着いたのが9時前。
人出は多かったけれど、スムーズに鑑真和上座像に焼香できた。
今日が特別拝観最終日だし、土曜日に参拝した友達が2時間待ちだったと聞いてびびっていたのだが、早めに着いたのがよかったわ。
東山魁夷画伯の障壁画と襖絵は圧巻だった。
薬師寺の平山郁夫画伯のシルクロードの絵もすごかったのだけど、保存のためガラス張りでライトに照らされているそれより、お堂の中で自然光で見る東山さんの絵の方が、よりすばらしく思える。
あくまで展示というスタンスの絵と、お堂の一部となっている絵の違いかな。

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薬師寺大講堂の裏にずらりと並んだ蓮の鉢。
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平山画伯の絵が奉納された玄奘三蔵院伽藍から見た薬師寺白鳳伽藍。
東塔西塔ともに特別に開扉されていて内陣が参拝できた。
左に見える東塔は、今年の秋からの解体修理のため覆いを掛けられ10年近く見ることが出来なくなるとか。
唐招提寺も10年かけての大改修だったもんね。
いつかは消えていくものだとしても、奇跡のように残った建造物と世界に類を見ない技術、末永く伝えていけるといい。

朝早くから動いていたので、奈良駅に戻ってきたのはお昼過ぎ。
ホテルのチェックインは3時から。
疲れたので早くホテルに入りたかったのだが、仕方なく猿沢の池のベンチでぼーっとしていた。
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「澄まず濁らず出ず入らず、蛙はわかず藻は生えず、魚は七分に水三分」亀だらけ。

チェックインして、まずやったことは洗濯。
曇っていて歩くには楽だったけれど、湿度が高く蒸し暑かったので、全身ベタベタだ。
ずーっと座りっぱなしの仕事の後に夜行で来て、いきなりガシガシ歩いたので足がむくんで靴下の跡がくっきりだ。
ホテルで借りたフットピローは実に良い塩梅だった。


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