そして銀山温泉。 [旅関係]
2泊目は山形県の銀山温泉。
NHKのドラマ『おしん』の舞台になったところ。
町並み自体は短いのだけれど、何とも言えない風情でうっとりだ。
老舗の能登屋旅館。
右の巨大な鏝絵(こてえ)は創業者の名前だそうだ。
四季の行事の鏝絵が楽しい古山閣。
街灯は本物のガス灯だとか。
カジカが実に賑やかしく鳴いているが、かえって物寂しい気持ちになったりする。
シーズンオフで今は閑散としていたけれど、夏休みは賑わうんだろうな。
温泉街の奥にある白銀の滝。
私たちが泊まったのは温泉街よりちょっと上にある「滝見館」というお宿で、温泉街に行くには結構急な坂を下らなければならないのだけれど、名前の通り部屋や露天風呂から滝が見えるのね。
すぐ近くまで下りられる。
今回は行かなかったのだが、ここから15分ぐらい歩くと銀鉱洞という史跡があって、銀の採掘場跡が見られるらしい。
時間があったら行ってみたかった。
昼の温泉街。
ここで生活するのはけっこう大変なのだろうな。
能登屋旅館の鏝絵「内湯あり」
富士山…。
昼間もカジカが鳴きまくっていた。
カワガラスは動きが速くて、川に頭を突っ込んでいる写真以外は全部ぶれてます。
銀山温泉から帰る途中の、雲が湧く山。
ぐっと寄ってみる。
良い旅行だった。
泊まったお宿はどちらもスタッフがとても感じ良く、ご飯もおいしくて大満足。
「松山センチュリーホテル」の夕飯は季節のお膳以外はビュッフェスタイルで、天ぷらと牛タンとステーキはその場で好きな物を揚げたり焼いたりしてくれる。
カボチャの芽の天ぷらを初めていただいた。
寿司、お総菜、笹カマ、牡蠣、デザート等々も好きなだけいただける。
自分が食べる量に合わせて取ってこられるので、このスタイルはとても良いと思うわ。
朝ご飯もビュッフェで、絞りたてのトマトジュースが旨かった。
「滝見館」は温泉街の奥の高台にあるんだけど、銀山温泉の中では比較的新しい旅館なのかな。
こちらも接客が非常にいい感じ。
夜は温泉街までバスで送迎してくれる。
夕食はとてもおいしかったけど、3人とも食べきれずこしあぶらご飯をお持ち帰りした。
ここに限らず、旅館の夕飯というのは絶対食べきれない量が出ますな。
女性や子ども向けの1、2品少ないバージョンがあればいいのに…といつも思う。
あ、それと最近は山の中の旅館でもすごく良い海の物の刺身が出るのよね。
赤身もホッキ貝もすごくおいしかった。
T先生が残した分まで食べちゃったよ。
大宮から仙台まで最短1時間15分で行くようになっても、東北旅行は2泊ではどうしても慌ただしい感じになってしまう。
1週間ぐらい車でだらだら回りたいものだ。
行けるとしたら、秋以降だな。
今から予定を組んでおきますか。
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