岐阜・福井旅行 その1 [旅関係]
昨年10月、『すっくと狐』に登場してもらっている悪源太こと源義平さん関係の取材旅行を決行した時のことを、忘れないうちにアップしておく。
いやもうだいぶ忘れているんだけど。
彼は鎌倉悪源太と呼ばれるくらいだから縄張りは坂東なのだが、飛騨や九頭竜付近にいろいろな伝説を残している。
今でも十分山深いところなので当時はいかばかりかと思うのだが、伝説が点々と残っているということは結構行ったり来たりしていたのね、じゃあそのあたりをなぞってみるか!と思い立ち、愛車を駆って出掛けたのでございます。
長野は黒姫高原の妹宅に一泊し、翌日は松本から安房トンネルを抜けて飛騨高山を横目に義平が勧請したという神社を回って下呂温泉泊、飛騨川沿いにちょいと下り、郡上八幡から北上して油坂峠を越えて九頭竜湖を眺めつつ福井に抜けるというルートだ。
私は車の運転が好きだ。
若い時みたいに一人で山口でも青森でも行っちゃうよ!気の向くままふらふらしちゃうよ!といいたいが、さすがに最近は時間的に無理なので、比較的近場を比較的ふらふらでよしとする。
で、肝心の取材なのだが、義平が鶴岡八幡から祭神を勧請したと言われている久津八幡宮は
出鼻をくじかれた感あるが気を取り直して本殿へ
本殿に蛙股のほられた鶯が鳴いたという伝説もあるのでございます。
この写真からはわからないが、境内はそれほど広くなく鳥居のすぐ前を国道とJR高山線が通っている。
でも、当時はこの何もなさそうな山の中にどうして八幡神を勧請したのかしらと不思議だったが、本を読んで納得。
このあたりはすぐ前の川から銅や鉄が取れ、製鉄が盛んだったと。
なるほど、陸奥の馬や鷹の羽同様、鐵もとても大事よね。
義平は源家の嫡男ということで、十代でもいろいろ仕事をこなしていたのだろうなーとしみじみ思いつつ、下呂温泉へGO。
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